公式ホームページはアメブロです!と先日、ある会社の方に言われました。
独自のホームページはないのですかとお尋ねしたら、「ですから、アメブロです」とのこと。
もちろん今はアメブロでもいいかもしれませんが、将来的には独自でホームページを持たれた方がいいのは明らかです。
今回は、簡単に独自ドメインの意味と重要性を解説します。
アメブロは良くできたウェブサービスですがサイバーエージェントの所有物
公式ホームページはアメブロでも、今は何の問題ないでしょう。
もしかしたら将来的にもアメブロのサービスはず〜と続くかもしれませんし、ますます充実していくかもしれません。
ただ、アメブロなどのウェブサービスの場合はドメインを借りてる状態で、サイバーエージェントのサーバーとドメインで運営しています。
もしアカウントが削除となった場合、アメブロで更新したコンテンツはすべて削除されます。
なので、ブログやホームページを運営をしている場合は、こういったアカウント削除のことも考えておいた方がいいでしょう。
その他にもアメブロには制約があります。
さらにいうと、もしかしたらアメブロのサービス自体がなくなる可能性もゼロではありません。
ちなみに、アメブロが悪いといっている訳ではないです。
将来のことは誰も分かりませんよね?
なので、今のうちに、独自でホームページを立ち上げておくのがおすすめなのです。
アメブロは賃貸マンションで独自ドメインは分譲マンションや一戸建て
ざっくり言うと、アメブロなどのブログサービスは、賃貸マンションのようなもので、契約が切れる住めなくなる可能性があります。
更新料を払うだけでいいならまだしも、引っ越しを余儀なくされることもありますよね。
その点、独自でホームページを持っていると、無くなるという心配はありません。
例えるなら分譲マンションや一戸建てのようなものです。
アメブロが無料なのに対し、独自でホームページを持つにはサーバーや独自ドメインが必要なので最低でも月額1000円程度はかかります。
究極ですが、無料でいいからアメブロさんの所有で過ごすのか、月に1000円程度を払って自分名義で過ごすのか、そんな違いがあります。
サーバーや独自ドメインに関してはこちらも参照ください。
なぜ独自ドメインがいいのか?最大の理由は?
突然ですが、あなたは住所や電話番号が書いている名刺と書いてない名刺、どちらが信用できますか?
当然、住所や電話番号が書いてある方が信頼できますよね!
なぜ独自ドメインがいいのか、その理由は、この名刺の住所や電話番号と同じです。
現実の世界で自分の住所があるように、Webの世界でも自分だけの住所を持った方が圧倒的に信頼性が高いからです。
独自ドメインは、まさに自分だけものなので、なんの縛りもなく、サイト運営が可能です。
複数のWebサイトを運営することもできますし、ネットショップや会員限定サイトなどの制作、運営も可能です。
そんなこと言っても、「Webサイトを運営していくには専門的なプログラムの知識が必要なんでしょ?
」と思っている人も多いようです。
しかし今は、比較的簡単に設定できるWordPress(ワードプレス)というパッケージを利用することで、アメブロとは同等とは言わないまでも、ブログ感覚で自分で更新できるWebサイトが作れます。
レンタルサーバーを借りて、独自ドメインを取得、そしてワードプレスをインストールすれば、誰でもオリジナルのホームページ制作が可能なのです!
商売目的でのメディア運営なら独自ドメイン+WordPress
商売を目的としたメディア運営を考えているなら、独自ドメインと取得してWordPressで運用するのが良いと、よく言われます。
特にスモールビジネスなどでは、スピード感を重要視することもあり、レンタルサーバー+独自ドメイン+WordPressの組み合わせで、事業のホームーページや各種サービス内容などのWebサイトを展開している方が多くいらっしゃいます。
その最大の理由は、なんといっても自分で作成したコンテンツを、自分のWebサイトにすぐに反映できるからです。
最低限の知識は必要ですが、一からプログラムを作る必要もなく、ブログであれば1日どころか、わずか数時間で完成します。
また、インストールも管理も比較的簡単にできるため、小回りが効くスモールビジネスには最適です。
もちろんワードプレスはスモールビジネスに特化しているわけではなく、必要な要素をカスタマイズすれば、コーポレートサイトにも対応可能です。
ショッピングカート、予約サイト、メンバーサイトなど、様々な用途に適したWebサイトを作ることができますし、それを自社で管理することも可能です。
信頼性の高い独自ドメインとWeb集客に強いWordPressの組み合わせ
独自ドメインとWordPressの組み合わせは、信頼性と集客という二つの相乗効果も期待できます。
とても抽象的ですが、どこかのウェブサービスを使っているドメインと、自分で取得した独自ドメインでは、信頼性に雲泥の差があります。
独自ドメインの取得には、少なからず費用や手間がかかっていることもあり、それなりの責任感が生まれることも確かですし、事業そのもの、Webサイトそのものに対しての真剣さも違ってくると思います。
手間暇かけて作ったWebサイトなら、当然、思い入れは強くなりますし、より良くしたいと改善もされていくはずです。
付け加えて、独自ドメイン自体にもSEO効果があると言われています。
また、WordPressに関しては、手軽さももちろんですが、世界的に全体のWebサイトの70%はワードプレスで作られていると言われるほど、人気が高く、Web集客にも強いと言われています。
このように、様々なプラス要素が積み重なっていることは、独自ドメインとWordPressの組み合わせが、あらゆるビジネスのWebサイトに用いられている要因になっています。
自分でサーバーを借りて、ドメインを取って、ホームページを作ることなんて、到底難しくて無理というのは、もうかなり昔の話です。
今では気軽に自分独自のWebサイトを持てる時代になってきていて、それが益々、手軽に簡単になってきています。
気軽にはじめて続けることが何よりも大切
「自社サイトの作成をWordPressでトライしたけど、結局わからなくて挫折した」という話をよく耳にします。
WordPressを苦手としている人に共通しているのですが、気難しく考えすぎている感があります。
何ごとも完璧に理解しよう思ってしまうようです。
手軽で簡単なWordPressですが、プログラム自体はとても複雑ですし、自分で一から作ることはかなり難しいですし、完璧に理解することは無理かもしれません。
なので初めは、ざっくりと理解して、運営を続けていくことが大切です。
記事を投稿することで、次第に慣れてきますし、時間をかけて更新したコンテンツがWebサイトに掲載されることは、自社サイトであっても、とても嬉しいものです。
その喜びを忘れずに、自分のコンテンツを発信していくことで、また次のステップが見えてくるはずです。
ただ、この記事の内容や、前回のドメインとサーバーの話も含めて、基本的なWeb知識は知っておいて損はありません。
ウェブをこれから自身の商売に取り入れていくのであれば、最低限必要になってきます。
Web制作会社に相談する際に聞いてみたり、Web初心者セミナーに参加する、書籍を購入して勉強するのもいいでしょう。
仮にWebサイトの制作自体を外注するとしても、基本的な知識は、絶対に知っておくべきです。
なぜなら、少なからず今後もウェブがなくなることは考えられないので、あなたもウェブと関わりながら生きていくことになるからです。
ちょっとしたことを知っているだけで、Webの世界は無限に広がりますよ!
今回は、独自ドメインでホームページを作成する意味と理由に関して解説してきました。
また、ワードプレスに関しても触れてきましたが、いかがでしたでしょうか?
今後、ビジネスで、もしくは個人として、何らかの形でWebに携わることがあるなら、最低限、今回の内容は知っておいて損はないと思います。
下記もあわせてご覧いただくと、より理解が深まるかと思います。